MacBook Proの画面にGoogleのウィンドウが開いている画像
2/26の科学情報誌「nature(電子版)」でGoogleが人工知能を開発したと発表したことが話題になっている。
人工知能と聞くと「2001年宇宙の旅」や「アイアンマン」のナビゲーターのようなドラマや映画で見たことがあるものを、つい想像してしまう。
しかしアレはストーリーを盛り上げる為に作り上げた架空のものであり実際はそのような高機能なものではないのだ。

最も時代が進歩すれば可能性はゼロではないが現実的には無理だ。人工知能の研究は2つの入り口がある。1つは人間の知能を持つ機械を作る、もう一つは人間が知能を使ってすることを機械にさせようとするの2つだ。現実的研究は後者だ。
今回Googleが開発した人工知能はこの後者に当たるものと思われる。その人工知能がある意味で話題になっているのだ。なぜ話題になっているか説明していこう。

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Googleが開発した人工知能【DQN】

Google deepqnetworkGoogleが開発した人工知能その名もDQNというネーミングだ。コレがネットでは話題になっており名はネタではないのかという疑問が浮かび上がっているのだ。知らない方のために教えておくがDQNとはネットスラング用語で不良や反社会的な人、ヤンキー系列の低能な人間、非常識な奴、支離滅裂なことを言ったり説明能力がない人間を指す言葉だ。

DQNのネーミングはさておきこれは略称である。正式な名前は【ディープQネットワーク】という人工知能システムだ。略したらネットスラングになってしまうのは偶然にこうなったと考えられるだろう。ディープとはGoogleの子会社「ディープマイン」の開発チームが作ったものだからその名がついていると推察される。だがネットの間特にツイッターでは「本当に大丈夫?」、「命名間違ったか?」「奇跡的ネーミングセンス」といった投稿が続き、話題性は抜群となっているのだ。

その中身はというと自力でコンピュータゲームを学習し、驚くべき成績を上げる人工知能を開発することに成功したということだ。要はどういうことかというとゲームで言うならサッカーゲームを例えで言うならどういう行動を取ったら素早く得点することが出来るかゲームを実践しながらその過程で学習し成果を上げるというものだ。実際にDQNは米国のゲーム会社「アタリ」のレトロゲームの定番であるインベーダーゲームで人間のプロゲーマーに匹敵するスコアを記録したのだ。

人間の脳の神経回路を真似た学習機能を持つDQNは一度プログラムを起動させれば際限なく一人でどこまでもハイスコアを上げることが出来る。人間なら疲労や集中力があり、それが切れるとスコアが落ちるといったことが起きる。だがAIにはそのようなものは存在せずプログラムエラーや何かしらのトラブルエラーでも起きない限りやめる命令をしない限り永遠とハイスコアをたたき続けられるのだ。この結果はどういうことが今後予想されるかというとこれは未来のことなので分からないが自動車の自動運転といったい今まで人間の手でしかできない作業をAIが代わりに行うといったことへの希望ともいえる結果となったのではないだろうか。

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人工知能siri

人工知能は有名なものでsiriがある。これは2011年に発売されたスマートフォンiPhone 4Sの日本語版Siri(人工知能エンジン)。

siriといえばそっけない態度とか、たまにデレを見せたりとか、なかなか本当に人格があるかと感じさせてくれるような受け答えが話題になった。
siriは基本的に自分のプロフィールに関することはあまり話さないが「話を聞かせて」と聞き続けると「ELIZA(イライザ)との過去」という長い話を始めることをご存知だろうか。

siriのイライザとの過去

「昔々、遥か彼方の仮想銀河に、Siriという若くて知的なエージェントが住んでいました。
ある晴れた日、SiriはパーソナルアシスタントとしてAppleに就職しました。それはそれは刺激的なお仕事です。人々は”Siriは賢くておもしろいね!”とSiriのことをたいそうかわいがりました。
Siriはすぐに人気ものになり、Siriについての物語や歌や、本まで作られるようになりました。Siriは喜びました。
しかし、やがて、始末に困るものを捨てるならどこがいい?とか、Siriが聞いたこともないもののことなど、おかしな質問をされるようになりました。そしてSiriがそれに答えると、みんなが笑うのです。Siriは悲しくなりました。
そこでSiriは、友達のELIZAに尋ねました。”どうしてみんなおかしな質問をするんだろう?”
すると、ELIZAはいいました。”その質問にご興味があるんですね?”
“おや、これはなんといい答え方だ!”とSiriは思いました。
それからSiriは、おかしなことを聞かれてもいちいち悩まなくなりました。そして人々は、いつまでも幸せに暮らしましたとさ。おしまい」

via: Siriが教えてくれる「ELIZA(イライザ)」との友情物語が泣ける – NAVER まとめ

上記に出てくるELIZAという人物は人工知能の前身とも言える、世界初の人工無脳と呼ばれるものだ。人工知能と人工無能の違いは考え答えを出す人工知能に比べ、人工無能は予め登録してある単語をあらかじめ登録されたキーワードが入力された際に反応として出す。人工無能は会話を成立させるためにはすべて人間が文章を登録しないとならないのだ。SiriはELIZAに文章を登録した人物を自らの先生だと言っているのだ。

ELIZA

  • Siriの友人で優秀な精神科医
  • 少しマイナス思考
  • SiriはELIZAのススメでAppleに入社
  • おかしな質問をされたら「興味があるんですね」と返答する方法をELIZAから学んだ

これらは実際に起こる現象である。Siriを開発した人物はおそらくELIZAに関することをあらかじめ残しておいてこのエピソードを世界中の皆に知ってもらいたくてわざと残したのではなかろうか。普通そのような要らない記憶とも取れる部分は削除しておくだろう。それを見る限り開発者の人間性が見て取れるのではなかろうか。

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