ギリシャ出典:こちらを引用

ネットニュースにはじまり民放やNHKもギリシャの財政がどうのこうのというニュースが
毎日のように伝えています。ニュースに詳しくない若者や我がNEWBO編集部の若手社員は
何が起きているのか分からない人というのが多数でした。知らない方のためになんでこんなに大きく
取り上げられたのか説明していこうと思います。

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【ギリシャの危機とは?】

ギリシャ財政出典:こちらを引用

経済や政治に詳しくない一般人でもニュースでギリシャに何かが起きていることは
察しがつくことでしょう。
正解でギリシャは今財政が悪化しとんでもないことが起きています。
それもそのはず元凶は2010年まで遡ることになります。

2010年の世界のニュースで見た覚えがあると思いますがその当時ギリシャは5年ぶりに
政権交代が行われ国の財政が赤字であることを公表しました。

ギリシャはEU加盟国でユーロという通過を導入している所謂ユーロ圏と呼ばれる括りに入っています。
ギリシャはユーロ参加国なのですが参加条件を満たしていません。

EU参加国の参加条件

  • 財政赤字額GDP比3%以内
  • 政府債務残高GDP比60%以内

この厳しい財政規律を順守することを義務付けられギリシャという国は
この条件をどちらも満たしていません。
GDPは国の総生産所謂国民が働いて儲けた合計の値なので赤字は出してはならないというルールは
ありませんがGDPの3%以内なら許し、国民から借金した額の残高がGDPと比較し
60%未満以内なら参加して良いよという事です。

ギリシャがこの条件を満たしていなかったとしてもEUはこういうことを想定していなかったため
誰に責任があるかという事が分からないという事態が起きています。

この結果借金しなければ国の運営が成り立たないギリシャはこれにより信用を落とし
資金調達が難しくなりユーロも急落し株価も欧州のみならずアジアやアメリカにまで及び
同時株安となってしまいました。

ギリシャの対策が最悪

この時行ったのはEUとIMFに支援要請をして助けてくださいと泣きつきました。
IMFは知らない人の為に通貨と為替の安定化をするように働きかけるのが目的で
ギリシャがヤバいということで手を貸すのです。両機関とも支援に応えある条件を出します。
EUとIMFは3年間の1,100億ユーロ(11兆7,000億円)の融資をすることを、
IMFは55億ユーロ(5,800億円)の融資をすることを決めました。
その条件として緊縮策として増税、公務員のリストラ、年金カットを実施することを条件に
融資をするということを提示し、それにギリシャは合意しました。

この条件を受け入れるしかなかったギリシャは国内での失業率がそれまでは7%だったのが
この対策以降25%と急激なリストラ率を更新してしまいこれに怒りの限界を超えた国民が
デモやストライキを連日起こすという事件が起きました。

その後

この対策に不満に思った政治家アレクシス・チプラスという人が首相になり
EUとIMFの条件に疲れ切った国民は救世主と希望するこの人に希望を託し
何とかしてくれるよう期待しました。
首相の考えとしては破綻したギリシャの支援は継続して行い、
だが自分達は生活を切り詰める対策はしない
という自分勝手なことをEUやIMFに言ったものだから両機関は激怒し、
こちらが決めた対策をしないならもう二度とお金の支援はしないよと言い
ギリシャとIMF&EUがこじれているというところです。

EUとIMFのギリシャに対する融資が終わってしまいギリシャは地獄の日々を過ごしています。
政府は融資が切れて対策が無くなり銀行での国民の預金引き出しを60ユーロ(8,300円)に制限し
国民が絶望しています。

このようなEU圏内での事件があるためユーロ通貨を持っていると危険で巻き込まれる危険性があるため
米ドルや円に換えておいたほうが良いと考える人が徐々に増えユーロを円に交換する人が増えました。
今の現状ではドルや円に価値があり、ユーロは価値が下がっています。
所謂ドル高ユーロ安・円高ユーロ安と言われる状態です。

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